CBD製品のラインナップ
現在、日本で流通しているCBD製品は「CBDリキッド」、「CBDオイル」、「CBDグミ」等があります。それぞれの特性は以下の通りです。
CBDリキッド
CBDリキッドはVAPE(ベイプ)と呼ばれる電子タバコで使用するリキッド(液体)にCBDの成分を含ませたものです。
VAPE用リキッドの主な成分は植物性グリセリン(VG)とプロピレングリコール(PG)で、そこに香料を添加する事によって様々なフレーバーを楽しむ事が出来ます。
VG、PG、香料の3つは基本的には食品添加物として使用される成分のため、安全性は非常に高いです。
また、CBD成分が直接、肺の毛細血管から体内に吸収されるため、他のCBD製品と比較して最も早く効果を実感出来ると言われています。
リキッドの他にVAPEも準備する必要が有るため、他の製品と比較して少しお手軽感が無いかもしれませんが、CBDリキッドとVAPEがセットとなっているスターターセットも販売されているためご安心下さい!!
CBDリキッドはこんな方におススメ
- CBDの効果を早く実感したい方
- 禁煙も同時に行いたい方
CBDオイル
CBDオイルはCBDをオリーブオイルやMTCオイルといった天然由来の食用キャリアオイルに配合させたものです。
舌下(ぜっか)投与と呼ばれる、舌の下へ滴下して1～3分程キープした後に飲み込む方式で摂取します。
経口摂取タイプのため、効果を早く実感する事が出来ます。
CBDオイルはこんな方におススメ
- CBDの効果を早く実感したい方
- 手軽にCBDを摂取したい方
CBDグミ
CBDグミは文字通りCBD成分を含んだグミです。成分は一般的なグミと変わらず、CBDの他に砂糖、ゼラチン、香料等で作られています。
お菓子を食べる感覚でCBDを摂取出来るため手軽にCBD製品を手軽に楽しみたいライトな層に人気です。
少ないものであれば5個入のものとかもありますのでお試し感覚で購入出来ます。
CBDグミはこんな方におススメ
- 手軽にCBDを摂取したい方
- オイルや煙による摂取に抵抗のある方
- 他のCBD製品より安価なため、お試しでCBDを摂取したい方
その他のCBD製品
上記で紹介した3点の他にもCBDワックスやCBDシャンプー等、CBDを含んだ様々な製品が発売されております。
CBD製品の製法による種類
CBD製品は製法により以下の3つに分類されます。
- フルスペクトラム
- ブロード(フル)スペクトラム
- アイソレート
それぞれの特長は以下の通りです。
①フルスペクトラム
「full spectrum=全範囲」の名前の通り、大麻の全ての成分を含んだCBD製品となります。
CBD以外のカンナビノイドも含まれ、もちろんTHCも含有しています。
CBD自体は日本の大麻取締法では規制されておりませんがTHCは規制対象です。そのため、フルスペクトラムのCBD製品は日本では規制されています。
②ブロードスペクトラム
「broad spectrum=広範囲」という意味です。ブロード”フル”スペクトラムとも呼ばれます。
また、”ブロード”の部分を省略しフルスペクトラムとして販売される事もあります。
CBD以外のカンナビノイドも含まれますがTHCは含まれておりません。日本市場で販売されているフルスペクトラムのCBD製品はこれに該当します。
③アイソレート
「isolate=分離」という意味です。大麻に含まれる100種類以上のカンナビノイドからCBD成分のみを抽出したCBD純度99％の製品です。このCBDアイソレートももちろんTHCは含まれておりません。
上記①②③の主な違いは、①②に関してはCBD成分の他のカンナビノイド成分も含まれており、アントラージュ(相乗)効果と呼ばれる「同時に複数の成分を摂取する事で個々の成分を別々に摂取するよりも、効果が増幅されてより高い効果が得られる」という事が期待出来ます。ただ、製法上、麻独特の風味が残るため少し苦い様な味わいがあります。
一方で③に関してはCBD成分のみを抽出したものであるため、アントラージュ効果は期待出来ません。また、①②とは違い麻の風味も感じにくく、クセがないため使用し易いです。
CBD製品の濃度
CBD製品には濃度によって実感出来る効果が異なります。
また、アルコールと同じ様に人によってや摂取量によっても体感が異なります。
参考程度に下記をご覧下さい。
- 低濃度：～10％
効果の実感は薄く、CBD初心者の方におススメです。 - 中濃度：10～30％
十分な効果の実感が出来ます。チルタイム等に使用するのがおススメです。 - 高濃度：30％～
かなり高い効果を実感出来ます。ただ、強い眠気を引き起こす可能性もありますので使用のタイミングは要注意です！!
パッケージに「CBD 〇〇％」と書かれています。
初めてCBD製品を使用される方はCBD含有量が低濃度～中濃度の製品から試される事をおススメします。
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